はじめてのビジネスクラス
最近世界一周ビジネスクラス旅行記を書き出して、そういえば昔に一度だけインボラでビジネスクラスに乗った時のことを思い出しました。
ビジネスクラス旅行記はこちら
はじめてのビジネスクラスは2008年にシドニーに行った時でした。
この時まで飛行機に乗ったのは数えるくらいで、しかも荷物の重さとか個数も完全に無視と言う破天荒ぶり(と言うより荷物の制限は当時20kgでしたが)でチェックインしました。
当時語学留学のために1年間の滞在のため、シドニーに向かいました。
予約した航空会社
当時チケットが一番安かった大韓航空を使いました。
ソウル経由でシドニー行きです。
もちろん搭乗クラスはエコノミークラスです。
チェックイン時の荷物トラブル
今に比べると昔はもう少し荷物に甘かったのかもしれません。
と言うのも、機内持ち込み荷物が大きさこそ縛りはあったと思いますが、自分は大きなボストンバックを持ち込みましたが、平気でした。
はじめての留学ともあり、家族が成田まで見送りに来てくれました。
一応大きなボストンバッグは他の家族に預けてチェックインしました。
この時の機内受託荷物にはハードケースではなく、ソフトケースを使用。
出来るだけ荷物を持っていきたかったので、軽めのスーツケースにしたかったのです。
大きさは縦120cm 横45cm 高さ45cmくらいでした。今のANAならアウトな大きさですね。
一応参考までに ↓
チェックインカウンターには見習いらしき若めのお姉さんでした。
これなら大丈夫かな?と思いましたが・・・
荷物の重さは31kg。
エコノミーなのに31kgですよ。
これはさすがにお姉さんも苦笑い。
「荷物は最高でも23㎏までしか受け付けられないんですが、中の重たいもので手荷物に出るものはありますか?」
えっと。。。
とりあえず、重たそうなものを減らしてみました。
「これで28㎏になったんですけど、それでもまだ減らさないといけないんですが・・・」
それじゃーもう少し。
結局26㎏くらいまでしか減らせず。
お姉さんからは追加料金を払うか、いらないものは家族に持って帰ってもらうかの提案が。
まさかのビジネスにアップグレード
追加料金は払いたくないな~って思っていると、後ろからスーパーバイザーらしきおじさんが登場しました。
「荷物はこれ以上減らせないの?」
実は、これから初めての留学で色々持って行きたくて。(とても中に無印のノート5冊とか、英語の参考書とか重いものが入ってるなんて言えない)
「うーん。。。 それなら今回はいいよ。でも本当は20㎏までだから次は気を付けてね。」
この人がこの時は神に見えました。
さらにこのおじさんがお姉さんに変わって発券作業もしてくれました。
さらに、ここでまさかのあの言葉が聞けるなんて!!!
「今日はビジネスクラスに結構空きがあるんだよね。乗ってみたい?」
え? 今なんとおっしゃいました?
「ソウル行きも、シドニー行きもどっちもビジネスクラスに空きがあるから、乗ってみる?」
そりゃーもちろん断る理由もないっす!
タダでアップグレードしてくれるんですか?安いエコノミーでしかも荷物まで重量オーバーなのに???
と自問自答しながら内心かなりドキドキでした。
このおじさんがさらに神になりました。そりゃー光り輝いて見えましたよ。
(頭じゃないですよー 笑) ←もちろんこんなことは当時思ってもいません。
さらにおじさんは話を続けます。
「ソウル行きか、シドニー行きのどっちをビジネスクラスにする?」
えっと、じゃー両方で。
と、とりあえず聞いてみました。今思うとなんて図々しかったんだろう。
「どっちかだけなんだよ。それじゃーシドニー行きの方が時間が長いからそっちにしようか?」
と言うことでソウルーシドニー間がビジネスクラスにインボラアップグレードされました。
荷物も無事にパスし、ビジネスクラスのチケットも運よく手に入れました。
しかし、大きいボストンバックは持ったままです。
このバッグ軽く10㎏は超えていたと思います。
大きかったので、機内の頭上には入れられませんでした。
CAさんが後ろで預かるということで機内で持って行ってくれましたが、持ち上げたときの顔が尋常ではありませんでした。
待ちに待った初めてのビジネスクラス
どの機体だったのかは全く覚えていません。
しかし、2階席の前の部分がビジネスクラスでした。
乗ったのはフルフラットにならないタイプのシートでしたが、2-2のシート配置でした。
いくつか空席もありました。
後ろから撮った写真はこんな感じです。
隣に座ったのはオーストラリア人の若いお姉さんでしたが、自分の後ろに座ったのが彼氏だったみたいで、席を交換してあげたらお礼にチョコレートをもらったのを今でも覚えています。
ビジネスクラスの食事に期待はしてたけど、意外と普通でした。
むしろエコノミーでもこういうのだったような・・・。
でも、シートが広いだけで文句は言えません。
それ以降インボラアップグレードには一度もありません。
出来ればどこかでまた勝利の鐘が鳴ってくれるといいんですが。。。
明日からイスタンブール経由でバンコクに行くので、ターキッシュエアラインでビジネスクラスにアップグレードされればありがたいんですけどねっ。