ANA特典航空券の発行
ついに陸マイラー活動で貯まったマイルを特典航空券に変えました。
特典航空券の発券は人生で2度目。 前回はもう4年も前でロンドンー東京の往復エコノミー。
今回はちょっと間に途中滞在をはさんでの発券としました。
発券するときにちょっと分からないことがいくつかあったので、自分なりにまとめてみようと思います。
- 特典航空券の必要マイル数
- 基本的なルール ~ANA便のみの場合~
- 基本的なルール ~提携航空会社の場合~
- エラーの連続
- ANA便で予約の場合、空席待ちがあると他の提携航空会社と組み合わせが出来ない
- 今回発券したルート
特典航空券の必要マイル数
特典航空券にはANAだけで発券するものとスターアライアンス航空会社
特典航空券のルールで発券する2つのパターンから選べます。
もちろんANAと他の提携航空会社との組み合わせも可能です。
しかし、ANAだけで行く場合と提携航空会社を使っての場合では少し必要マイル数が異ってきます。
ANA便のみの場合
Zone7である欧州の場合は上の通りで、レギュラーシーズンのビジネスの場合は往復で90000マイル必要となってきます。
同じく欧州の場合でいくと、レギュラーシーズンでビジネスクラス往復は95000マイルとなっています。
基本的なルール ~ANA便のみの場合~
①往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由するような経路となる地点を目的地にすることはできない。
分かりやすく言うと東京からヨーロッパの特典航空券を取るとして、間にどこか他の国内の都市を経由していくとします。
例えば東京→那覇→東京→ロンドン→東京
このルートの場合、途中で東京が入ってくるため発券出来ません。
またANA便のみでの国際線特典航空券を発券する場合は日本発便に関しては24時間を超える途中降機が出来ないんです。
これについてはもうちょっと詳しく説明します。
そのため、上のルートの発券自体無理ですね。
ちょっとわかりにくいので、ANAからの例で説明します。
最初の例だと、往路の出発地である東京に札幌経由で戻ることは出来ません。 (札幌で24時間以上の滞在は出来ません)
どうしても東京を間に挟みたい場合は、復路で最終目的地を東京ではなく他の都市に変えることです。
東京をはさんで最終目的地に行くことが出来ます。(24時間以上の東京での滞在は不可)
基本的なルール ~提携航空会社の場合~
基本的なルールはANA便だけを利用する場合と同じです。
最も違う点は、必要マイル数が上がることと日本発の場合でも往路もしくは復路でどちらか一回だけ途中降機(24時間を超えるもの)が可能になることです。
実はこの途中降機をよく理解しないまま発券をしようとしていて、ずっとエラーになってしまっていました。
エラーの連続
途中降機の入れすぎで発券できない
特典航空券を発券しようとすると、往復か複数都市かのどちらかで検索をすることが可能です。
始めはルールを気にせずに、ロンドンー東京間の往復の間に何か所か挟もうとしていました。
2か所の途中降機をはさんでも検索できます。
そのため、ロンドンー東京ーシンガポールー台北―東京ーロンドン というような無理くりなルートを組んでみたりもしました。
このルートでも検索はでき、飛行機まで選ぶことが出来ます。
しかし、最後の画面でいつもエラーになってしまいます。
これは単に欲張りすぎかということでルートを間に一つの都市だけ入れることにしてみました。
ロンドン―東京ーバンコクー東京ーロンドン
というように、間にバンコクをはさんで検索してみると、やはりこれでも最終的にエラーになってしまいます。
バンコクから一度東京に戻ってきて何日か滞在してからロンドンに戻るルートで検索していたからです。
これは先ほど述べたように、途中降機は往路か復路のどちらかで一回のみというルールに反してしまうからなんです。
それを知らずに何度も検索をかけ直してみましたが、やはり無理。
東京に24時間以内の滞在とすると検索は出来ますが、夕方に東京に戻ってきて翌日の昼にロンドンに出発と言うのは嫌だったので、どうにかして東京に何日か滞在したいと思っていたのですが、どうあがいても無理でした。
ANA便で予約の場合、空席待ちがあると他の提携航空会社と組み合わせが出来ない
ロンドンから東京まではやはりANAで!!という思いが強かったので、ずっと直行便で探していました。
しかし、ANAのビジネスクラスの場合空席待ちが多く、なかなか希望の日に見つけることは出来ません。
他の航空会社にするといくつか候補が出てきます。
そこで往路でANA便にして復路で他の航空会社にしようとしました。
しかし、往路のANA便を空席待ちにすると、それ以降もANA便しか表示されません。
???と思いながら、ANA便の空席ありで検索をかけていくと次に他の航空会社も表示されます。
なんでだろうと思って、ANAに電話で問い合わせしてみました。
今回発券したルート
どうせなら他の航空会社のビジネスクラスも体験してみたい!!と欲深さ全開で色々探してみました。
まず狙ったのはルフトハンザ。
しかし、ロンドンー東京間の便ではルフトハンザはロンドンーフランクフルト、もしくはロンドンーミュンヘン間の短距離でしか出てきません。 フランクフルト・ミュンヘンからはANA便ばかりが出てきてしまい、ルフトハンザの長距離で見つけることは出来ません。
また検索をかけると、ビジネスクラスの便で表示されるのは、中国国際航空、オーストリア航空、スイス航空、アシアナ航空、スカンジナビア航空のどれかになります。
そこでアシアナ航空でソウル経由で探すとA380でのビジネスクラスがあるではないですかっ!
まだ未経験のA380をここで経験も悪くないなーって思いながらそのまま検索をかけていきます。
今回の旅程で東京のほかにバンコクを入れました。
そのため、ロンドンー東京―バンコクーロンドンか、ロンドンーバンコクー東京ーロンドンのどちらかに絞らなくてはなりません。
今回は2人で一時帰国するのでどっちがいいか確認すると、うちのはバンコクに興味なし。
むしろ日本だけでいいと言うではないですか。
たった5000マイル追加するだけでビジネスクラス片道が追加されるのに!!と説明するもあまり興味なし。
日本での滞在期間を重視したいとのことでした。
そのため、私が取った旅程はこちら。
ロンドンーバンコクー東京ーロンドン
バンコクから東京に戻ってきた日に東京で合流するということで話がつきました。
自分の旅程で重視した点はこちら
・A380に乗る
・A350に乗る
・バンコク発はタイ航空(オーチャードスパラウンジを体験したい)
・バンコクからは夜便
・復路の日本発はANA
ということで、ロンドンーバンコク間はタイ航空で直行便はありますが、それはB773。
またバンコク発東京行はA380は昼便です。
そこで、行きはフランクフルト経由でバンコクに行くことにしました。
これでA380 に乗れて、バンコクからも夜便で出発できます。
バンコクから東京まではA350です。これも初の搭乗となります。
そして帰りは東京からANAの直行便。
本当は3社くらいでビジネスクラスを体験してみたかったのですが、なかなか難しいのと今月から燃油代が上がってしまうので、急いで予約しました。
使ったマイルは95000マイル。
かかったチャージは£381.3
うちのは使用マイル90000マイル
かかったチャージは£339.1
たった5000マイル追加するだけで、東京バンコク間のビジネスクラスに乗れるなら断然どこかで途中降機するほうがお得でしょ?!