ドタバタ! パリ滞在記
日本での休暇はあっという間の3週間でした。
そして気がつけば、パリからの往路便のレポートもしていない事に今更気がつきました。
それでは、パリ空港到着からパリ市内までのドタバタを遡ってみたいと思います。
パリ到着は遅延から。
ロンドン発パリ行きの飛行機は機材が到着してないため、1時間の遅れで出発しました。
そのためパリに着いたのは予定より遅れて11:30でした。
もともとパリでのストップオーバーを長めの11時間強取っておいたので、多少の遅延でも問題はありません。
さて、パリ、シャルルドゴール空港からパリ市内までは、電車・バス・タクシーでの移動になります。
パリでは友達に会う予定で、chatelet-Les Halles駅で待ち合わせることにしていました。
そのため電車で行く事をあらかじめ伝えて空港に着いてから、待ち合わせ時間も決めていました。
早速駅でチケットを買おうとすると、なぜかみんなチケットを買わないで戻ってきます。
???と思って、自分もチケットを買おうとすると、「駅員から今日は電車は動いていないよ。」とサラッと一言。
すかさず「バスかタクシーで行くしかない。はい、次ぃー。」と早くもフランス人らしい洗礼を受けました。
バスなんて調べてないよーとやや焦り気味にバス乗り場を探します。
バス停はターミナル3へ行けとの事で、モノレールに乗ってT3へ移動。
もうこの時点で予定時刻より遅れまくりです。
T3に着くとチケット売り場は長蛇の列。
しかも券売機の扱いが分かりにくいのか、みんな駅員に聞きながらやっているのでなかなか進まない。
自分も分からなかったのですが。
と言うかバスで行けと言われても、どこまでのチケットを買えばいいのか案内がない。
しかもロワシーバスかと思っていたのに、ロワシーバスの料金ではない。
よく分からないまま、言われた通りのチケットを買ってバス停に向かいます。
これまた案内がない。
聞くと指を指された場所がいまいち分かりにくい。
とりあえずいっぱい並んでる場所に同じように並びました。
とりあえず来たバスにみんななだれ込む。
もう日本の満員電車かと思うくらい。
しかもほとんどの人が大きいスーツケースを持っているので、ガンガンあたって来る(笑
まー、乗ってしまえばこっちの物と思いとりあえず乗車。でもチケットなんて確認されず。
しかもこのバスの横をパリ市内オペラ行きのバスが通り過ぎるではないですかっ!!
てっきりこれがロワシーバスだと思って乗ったのに。
どこに連れて行かれるか分からないまま、不安な気持ちだらけのままバスは進みます。
横にいた観光客にこのバスの行き先を聞くと、「分からないけど、多分市内に行くんじゃない?」
ええ?と思いつつ不安は増えるばかり。
もう乗ってしまったから仕方ない。
まさにドナドナの境地?
このままどこかに連れていかれちゃうなんて軽くドラマチックな事を考えていてもバスはどんどん進んで行きます。
きっとこのバスはパリ市内までは行くんだと自分に言い聞かせ、外の風景に浸っていました。
バスは市内と言うより、田舎道をひたすら走ります。
そして着いたのは、どこかの駅。
ここで一斉に乗客が降ります。
聞けばここがバスの目的地。
今自分がどこにいるかも分からず、このバスで合っていたのかも分からずとりあえず自分も降りました。
軽くパニくっていると、1人のフランス人が話しかけてくれました。
「どこに行きたいの?」と。「パリ市内に行きたいんです。」と伝えると、「ここから電車に乗って行くんだよ。」と教えてくれました。
しかも降りる駅も調べてくれました。
着いた駅はこちら。
バスが来たのはB5の終点駅でした。
ここからパリ市内までは乗り換えなしで行けます。
バスは市内直通ではなく、動いてる路線の駅まで連れて行ってくれたのでした。
しかもあとあと聞いてみると、この日は14:00までパリ空港路線の一部の駅のメンテナンスかなんかで動いていないだけで、その他の線は通常通り動いてるとのことでした。
なのであと15分くらい空港で待ってたら普通に電車で行けたわけです。
さて、待ち合わせ場所に着いたのは14:50頃。
元々は13:00には着いている予定だったのに、飛行機遅延、電車の調整などで2時間ほどの遅れで無事に到着しました。
なんだか行く前からドタバタし過ぎてこの時点でクタクタ。
朝の3時に家を出てパリに来るまでどれだけ時間がかかったか。。。
そんなこんなの往路便のスタートとなりました。