タイでGrabを使ってみた
2018年9月以降半にタイのバンコクに行ってきました。
バンコクに来るのはこれで3回目。
来るたびに悩まされていたのが、現地でのタクシーの利用でした。
と言うのも、タクシーはメーターを使わなかったり、乗る前に値段交渉があったりとただでさえ暑い中歩き回った後にこの交渉で何度も面倒な思いをしていました。
もちろんメーターを使うドライバーもいますが、今までの経験上遠回りされたり、メーターを使うと言っておきながら乗ったら使われなかったりと「ぼったくり」は結構頻繁にあると思います。
(決してタイが嫌いとかそういう意味ではありません)
基本はBTSやMRTなどの電車をメインに使いますが、駅から離れている場所に行ったり、荷物が多いときはやっぱりタクシーになります。
そこで今回お勧めしたいのはGrabなんです!!
Grabってなんなんさー?
*画像はネットより拝借
UBERって言うとわかる人も多いと思います。
簡単に言うとGrabはUBERの東南アジアバージョンです。
なのでドライバーは一般の人が多く、ドライバーが自分の車でお迎えに来てくれます。
UBERは2018年4月にGrabに売却し東南アジアから撤退したそうです。
と言っても今までのUBERのドライバーもGrabに切り替えているそうなので、サービス自体はそのまま引き継がれる形になったのだと思います。
Grabをおススメする理由
予約がスムーズ
本当にスムーズです。 まずはアプリからダウンロードしてください。
ダウンロードし、自分の詳細を入れ終わるとすぐに使えます。
予約はアプリで出来ます。
Grabを開くと今いる位置情報から周りにいるドライバーが表示されます。
まずは自分のいる場所をチェック。 GPSはたまにずれていることもあるので、自分のいる場所は自分でも分かりやすい場所に設定するといいと思います。
次に行きたい場所を入力します。
そうすると目的地までの料金が表示されます。
これで問題なければ、Bookをクリックすると近くにいるドライバーを探してくれます。
言葉が通じなくても大丈夫!
Grabのいいところは事前に目的地も料金もドライバーに伝わっているので、面倒なやり取りは一切不要です。
バンコク滞在中何回もGrabを使いましたが、乗車の際に一応目的地を伝えましたが、彼らはアプリですでに確認済みなのであえてあちらから目的地を言われることはありませんでした。
もう地図を見せながら指さしなんてしなくても平気ってわけです。
もちろん陽気なドライバーとの会話はありますが、基本的にはドライバーと会話することはありませんでした。
カードで支払い可能
面倒なキャッシュでの支払いをなくすことでスマートに降車することが出来ます。
カードの登録はその国でネットにつながないと登録できませんが、一度登録してしまえば乗って降りるだけととてもシンプルです。
カードを出して、その場でカードリーダーに通してなんて言う面倒なこともしなくていいんです。
目的地に着いたらドライバーが何か操作すると、すぐにかかった費用がメールもしくはアプリ上で確認できます。
高速を使う場合は別途ドライバーから高速代がかかることを言われますが、この値段もGrabの乗車料金と一緒に請求してくれたので、高速代だけ別で現金なんて言うことはありませんでした。
もちろん現金で支払うことも可能です。
カード登録が出来なかった人や現金派はそのまま現金払いが可能ですので安心してください。
今のところドライバーがカードリーダーを持っているのを見たことがないので、オンラインでの決済以外のカード払いは難しいと思います。
料金を事前に確認できる
目的地を入力すると、あらかじめGrab上に値段が表示されます。
基本的には値段がそのまま請求されます。
そのため、どんなに道が混んでいようとも(バンコクではよくある交通渋滞)、どんなに遠回りされても値段が変わることはありませんでした。
と言うのも、事前に込み具合なども計算された料金が請求されます。
バンコクは至る所でよく交通渋滞が起きています。
そのため、タクシーだと動いてないのにメーターだけ上がっていく・・・なんて行くこともあります。
その点Grabは値段があらかじめ分かるので安心できます。
(たまに値段が変わることもあるみたいです。自分の場合はありませんでしたが。)
JustGrabでは399バーツでした。
これに高速を使った場合はドライバーにかかった高速代を追加して支払います。
GrabTaxiの場合は、344〜446バーツとなっていて、運が良ければ最安値で行けそうでした。
通常空港よりタクシーで市内まで行くと500〜600バーツくらいかかるので若干割安だったと思います。
空港から市内へ行った時は渋滞にはまりましたが、最初に表示されてた値段以外は取られませんでした。
バイクタクシーも使える
タクシーと同じくらい多いのがバイクタクシー。
渋滞の道でもスイスイと間を切り抜けていきます。
そんなバイクタクシーもGrabなら予約できるんです。
と言っても、何回か使って気が付いたのは、一般の人のバイクに乗るってこと。
よかったなって思ったのは、GrabBikeのドライバーから毎回ヘルメットを渡されます。
スイスイ行くのはいいんだけど、乗っていると意外と怖いんですよ。
急に停まったり、車と車の間を無理やり走ったりするので。
ただ、その分バイクタクシーは早く目的地に着きます。
そして車よりも値段も安いです。
1人の場合はバイクタクシーで十分だと思いました。
バイクタクシーの場合は2km以内なら初乗り25バーツでそれに1kmあたり5バーツかかってくる仕組みになっています。
Grabタクシーも使える
一般のドライバーじゃなくてタクシードライバーがいいって言う人はもちろんタクシーも選べます。
Grabタクシーの場合はベース料金こそGrabcarに比べて安いですが、距離が増えれば1km当たりの値段も上がっていきます。
タクシーは+20バーツのチャージが取られます。
今回は使ったことがないのでメーター制になるのかはわかりませんが、Grabタクシーの場合でも事前に料金の概算が出るので、この料金内で行けるのでは?と思います。
しかし、混んでいるときなどはメーターが上がっていくかもしれません。
プロモーションがよくある
これはいつもとは言いませんが、よくプロモーションがあるように思えます。
滞在中何回か使いました。
例えば雨が止んだから30バーツoffとか、今日は木曜だから40バーツoffとか。
このプロモーションをうまく使えば少しだけですが、安く乗ることが出来ます。
しかしプロモーションは数に限りがあったりするので、使おうと思ったらもう終わってたなんて言うこともありますのでご注意を。
デリバリーフードも頼める
これはUBERでもあるサービスですね。
アプリのメインの画面を開くと、Transport, Food, Deliveryの3つが上に表示されています。
その名の通りFoodを選択すると、今いる自分の場所からデリバリー出来るお店をピックアップしてくれ、デリバリーにかかる時間などが表示されます。
問題なのはほとんどがタイ語のみの表示であること。
まれに写真付きや英語表示もあります。
一日歩き回って一度ホテルで休憩のつもりが、もう出たくないってなった時にデリバリーを使ってみました。
この時はプロモーションがあったので100バーツの値引き。
デリバリーは30分ほどで来ました。
それがこちら。
ま、ローカルのレストランなのでこんなもんでしょうか?
でもこの旅で一番うまいトムヤムクンでした。
Grabを使ってみての感想
これが意外といいんです!と言うのもやっぱりバンコクで面倒なタクシーのやり取りも必要ないし、すぐに予約できてカード決済で楽々です。
この度では幾度となくGrabを使いました。
もちろんBTSやMRTも使いましたが、人数が3人くらいだとGrabを使ったほうが安く済むこともあります。
UBERも使ったことはありますが、UBERの場合ドライバーが道を変えたりすると値段は変わってくるし、いくらかかるか事前になんとなく把握できてないとちょっと抵抗があります。
その分Grabは事前に値段も分かるし、バンコクの場合すぐにドライバーを見つけることが出来るので、かなり便利だと思いました。
ただ問題点としては、ネット環境がないと使えないこと!!
バンコクは意外にもWifiはあまり使えなかった気がします。
事前に現地SIMカードを手配しておくか、Wifiレンタルが必要になるかと思います。
それと、流しのタクシーよりもしかしたら高くつく場合があるのかな?と思いました。
この距離でこの値段?って思うことも何回かありましたが、時間帯や混雑状況で値段も結構変わってきます。
UBERが東南アジアから撤退したためGrabは独占禁止法に引っかかったみたいです。
今のところGrabの一人勝ち状態なので、これに新たな交通機関産業が入ってくれるともう少し値段も下がるかもしれません。
バンコクはタクシーもメーターであれば安くいくことが出来るので、この辺はやっぱり臨機応変でしょうか?
うまく活用すれば便利なGrab。
今度バンコクに行った時も使うと思います。
ぜひ移動手段の一つに考えてみてください。